企業もお店も市場を創り出すプロデューサーの意識を持って

製品だけでは 売れません 演出力を入れて売れる商品になる
 「製品」+「演出力」=商品

Walkmanは1979年に発売され、世界中で大ヒットになり 知らない人がいないと言ってもいいほどの商品になりました。 
この話は雑誌などに書かれ有名になりましたが、 このWalkmanの企画段階で(井深さん当時名誉会長の発案だった) 当時の盛田昭夫さん(当時のソニー会長)が大変強くプッシュしましたが、当時の国内営業の部隊は、「そんなもの売れない」とかなり否定的でした。Walkman1.jpg初代Walkman 懐かしいですね
当時は、同じような小さいテープレコーダー(録音再生可能)を発売していましたので、Walkmanは再生機能だけで、ステレオだけどヘッドホンで聞くしかないという機能に 「売れない」というレッテルを付けたわけです。
しかし、盛田さんは、この保守的な営業部隊を「自分の首をかける」と言って、強く説得し商品化を実現し市場に出す事に成功します。
同時に、宣伝部や広告代理店などと協力し、当時の人気のタレントさん(西条秀樹さんら)に配布、 新幹線などの移動中にも使ってもらうようにプロモートしてゆきました。 当時のタレントさんは 国民的な人気でしたから、行く所行く所にカメラが追っかける状況で、そんな時に頭に見慣れないヘッドホンがあり、小さな箱(Walkman)から音楽が流れ、それも非常に良い音質で音楽を楽しんでいる。 そういう写真入り記事が、音楽誌や一般雑誌に 大量に掲載され、あっという間に認知され大ヒットになってゆきました。 
その後 テレビCMも流れ話題になり、次々と小型化も進み さらに大ヒットしてソニーの当時の屋台骨になりました。

これは、市場にこれまでにない商品を出す時に、多くの保守的な意見に否定される事も多いということ、新しい物を出す時には、それを打ち負かす「熱意」を持って、「アイデアを使い演出」して行かなければならないという大変よい事例です。
 お店も同じです、自分が気に入り「何とかたくさんの人にその良さを感じてほしい」という思いを入れて、お店で演出を考えてゆかなければなりません。お客様とのタッチポイント(接点)での 演出は多くの場合はお店の力に頼っています。企業だけでなくお店も プロデューサーにならないといけないのです。
 「この製品はこうしたら売れる」「お客様にアピールする点は このお客様にはこれだ、あのお客様にはこれ」という風に、お店で積極的に考えて行かねば製品は中々売れません。

 演出の一つにディスプレイの工夫やPOPなども同様で非常に大切になってきます。
メーカーが作ってきた物は「製品」 自分達が演出し「製品」を「商品」に変えるんだというプロフェッショナルな姿勢があるお店は 例外なく売れています。
反対に、製品を並べておくだけでは 全く売れない状況は続くでしょう。 
今、日本の小売店がこの20年間で2割減っています。
この演出の姿勢の大小は お店の魅力に比例しています。 魅力的に映らないお店からはお客様は商品を購入しません。
自分のお店を もう一度じっくり見直しましょう、「こんなので売れるかなあ?」と考えて 売れている店と比較して良い所はマネをして行けばよいのです、お客様は 貴方の演出に期待しているのですから。

「なるほど!」と思う演出・サービスのコーナーでも参考になる事例を掲載しておりますので
是非ご覧ください。詳しくは こちらです



POPが、見直されています。 市場には 参考になる良い例がいっぱいあります。面白さ、奇抜さ、分かりやすさ、心に響くものもあり、是非参考にしてゆきましょう。

最近、好調で魅力的なお店に行くと、必ずお店独自の個性あるPOPが並んでいます。
これが、また上手く描けていて、圧倒的に分かりやすいものであったり、中には「プッ」と噴き出すくらい面白いモノもあります。 
これは どういうことでしょうか? 
メーカーが作るPOPは、製品の特徴ばかりの説明で、しかもお客様に分かりにくい表現(専門用語などで)になっていたりすることも多く、お客様の関心を上手く拾えない。 また、全国共通で 大量に作り配布するので、お店の事情に合わないこともあると思います。
仕方ない部分もあるとは思います(私も昔全国用に作っていましたから) 
 しかし、お店はそんな事は言っていられません、自分のお店で買ってもらえないと、他店で買われてしまいます。 お客様が 自分のお店に滞留されている時に、関心を掴み販売にこぎつける事が大切です。そのために、最近は色々なやり方で、POPも作られています。 
何度も書いていますが、お店は お客様との大切なタッチポイントで、お客様にとっても大事な接点なのです。製品をより深く理解してもらうことは お店が担う一番重要な仕事です。不思議な事に、私が商店街をこれまでいくつも回ってきて、このPOPで一生懸命にやっていらっしゃるお店は必ず繁盛しています。
日々の努力の積み重ねは 結果にも出ています。 お店から「何も不思議なことではない」と怒られるかも知れません 努力は裏切らないのだと思います。
いくつか市場で見た物を紹介してゆきましょう。
XPASA足柄2回目 (32).jpgこんなに一生懸命に卵をPRしているのは初めて見ました。 アピタ (10).jpgいつもビレッジバンガードには感心します。 トレッサ横浜3回目 (36).jpgタイムリーなPOPで、しかも目をひきます。 元住吉商店街 (134).jpgこれは傑作 しめさばのPOPは初めて見ました。元町 (322).jpgシンプルで可愛くて お洒落で良いと思います。

「POPの活用を考えてみよう」のコーナーでも参考になる事例を掲載しておりますので
是非ご覧ください。詳しくはこちらです


1 企業、お店風土は?

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社会的な意義を感じているか?等 企業やお店の姿勢が大切です

社会的意義を持とうLinkIcon

2 顧客本位になっていますか?

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お客様本位で考えて実行してゆくのは 大変難しい事で、ついつい企業やお店の立場で考えてしまいます。
お客様本位のカルチャーへLinkIcon

3 改善姿勢はいつも持っていますか?

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「これで完璧」とい事は決してありません。満足するのではなく、いつも改善の気持ちをもって 継続してゆけるかが大切です
いつも改善意識を持とうLinkIcon

4 プロデューサー意識を持っていますか?

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貴方は大切な製品のプロデューサーです、どう演出してゆくのが良いのか?を絶えず考え 小さくても何かを演出してゆきましょう
プロデューサーになろう!LinkIcon

5 温まる接客を

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お客様が企業やお店を選ぶ要因は 商品や価格だけではありません。笑顔一杯の心温まる接客に 心惹かれるのは今も昔も同じです
温まる接客をLinkIcon

6 管理は万全ですか?

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売上管理、利益管理、在庫管理、顧客管理は大丈夫ですか? 大切なお客様は、来なくなっていませんか? 売上が上がっても 利益が減っていることはありませんか?

管理も大切ですよ!LinkIcon

7 商店街の魅力は結束力
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魅力的な商店街は「色」「味」がある。 結束力のある商店街は お客様が感じ取る事が出来る。 そんな魅力は「結束力」から生まれています

商店街の魅力作りLinkIcon

8 知恵(アイデア)を出しましょう
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最小限のコストで最大限の効果、「知恵」をどんどん出して行きましょう
知恵を出して行きましょうLinkIcon

9 お客様の声を聞こう!
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お客様は、お店の事を思って叫んでいるのです。お客様の声を感謝して
聞くか、クレームとして聞くか? 違いは歴然です。
お客様の声を聞こう!LinkIcon