スピード感は大切にしましょう
遅いより早い方が絶対に喜ばれる

貴方はスーパーのレジでいらいらした事はありませんか?
 気の長い人も せっかちな人もいらっしゃるとは思いますが、多くのお客様はスーパーで会計をする時に、早く進みそうなレジの所を探しています。夕方の忙しい時に、買物をするので少しでも時間を節約したい気持ちは誰でも同じだと思いますが、これは忙しい時間帯だけではないのです。
昔のようにゆったりと時間が流れていた時は、少々時間がかかっても待つゆとりが人にはあったのですが、ある時から人は時間に対して異常な関心を持つようになってしまいました。
「競争社会」がこうしてしまったのかどうかは分かりませんが、時間が大切な尺度になった事には間違いありません。
先日、アマゾンで買物をしたら その日の夜に荷物が届きました、ここまで早く到着するのには感心しましたが どんどん世の中のサービスが早くなってきました。
宅急便が出来る前は、そんな早い時間軸は一般家庭ではありませんでしたが、宅急便が日本中に普及したために「早さ」は一つの必要条件になってきたような気がします。
私が思う商売でのスピードの大切ポイントは、商品を届けるスピードではなくて、お客様に対応するスピードや、テキパキと行動するスピードです。
あるお店で、商品の品切れがあって店員さんに「取り寄せ」をお願いしましたが、A店では、その場で店員さんが直ぐメーカーに電話して、納期の交渉をして早い到着を可能にしてくれました。B店では、店員さんは「分かりました、メーカーに連絡しておきますので 納期が決まったらご連絡しますので ここにお名前と電話番号を書いてください」と言われてしまいました。どちらもメーカーが営業している日で、同じ業種、業態のお店です。
どうしてここまで、対応が違うのかと思いませんか?
 A店ではお客様の好印象を残す事が出来て その場で一つの案件も終わります。
B店では、お客様は「いつ電話がかかってくるだろうか」と電話を待つことになる 電話がかかってこないとイライラもするし悪い印象が生まれてきます。B店側が電話してもお客様が不在だと連絡がつかずに案件も終了できないし、電話のコストも人件費もかかってくるので比較すると大変大きな問題になります。
昔では、待つ事が当たり前だったのですが、今は変わってしまったのです。

世の中が、スピード時代になってきているのにも関わらず、いつまでも「物が足りなかっMP900422560.jpgた時代」と同じ対応をしていることは問題です。
恐らくB社では従業員さんの会社の問題でも、同じような事が起こっているのではないかと推察します。
会社の中でテキパキとスピード感溢れる仕事をしていれば お客様にはさらにスピード感溢れる対応も出来ると思います。
人間には「体内時間」のような物があり、ゆっくりと行動をする人、何でも早く処理してゆく人がいるのはある程度仕方がありませんが、遅い人にも「時間」ということに敏感になり 大切に使うという気持ちを持ってもらうように変えてゆかないといけません。
インターネットが出来た当初、メーカーのホームページの作り方は、1クリックして5秒以内に次のページに変わらないとお客様はイライラすると想定して作っていましたが、今では5秒なんて「とても待てない」時間になってしまいました。ハードの性能や社会の変化で、人の持つ「時間に対しての許容範囲」が変わってしまっているのです。
日本の企業は残業時間が長いですが、これもスピード感を鈍くしている一つの要因です。
「自分が残業すれば何とかなるんだから ここはひとつ腰を落ち着けて・・」みたいな変な時間の余裕を自分で作ってしまい、時間当たりの労働性も悪くなっていると感じます。
限られた時間で どれだけ良い仕事をするかをもっともっと評価尺度の中に取り入れないと正しい評価とは言えません。ところが、日本では「あいつは遅くまで良く頑張っている」なんて言っている上司がいる会社が今でも多く、遅くなってしまっている原因は吟味出来ていない。これでは成長はありません、早く出来るから、次の新たな事にも挑戦出来る余裕が創り出せるのであって、遅い事は「百害あって一利なし」だと思います。

海外に出張すると色々な国がありますが、大別して経済発展している国は「歩くのが早い」 そうでない所は「歩くのが遅い」 ニューヨークやパリ、ロンドンは「歩くのが早くて、背筋が伸びてかっこいい」 これは私がいつも見ていて日本人のビジネスマンと違うと感じていた事です。
注目される所は動きも一流なんですね、いやスピード感があって良い仕事が出来るので注目されるようになったのかも知れません。
もう一度、動き方とスピードを考えてみませんか?




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