一人が悪くてもお客様はお店から離れる

「組織的に一つになる」事が必要

お店が繁盛して、従業員を多く抱えると色々な問題にも直面するようになってきます。
小さい規模の時は、小さな事にも目を配り、すぐに注意したり直したり出来て意思も阿吽の呼吸で理解してもらえたと思います。
しかし、少し大きな規模になったり、短期間のアルバイトを雇ったりすると、中々思ったような動きが取れなくなったり、お客様の対応も上手く行かずにトラブルになったりすることも一気に増えると思います。
大きくなればなるほど、トラブルが増える事は当たり前の事なんですが、一般的に日本の企業や小売業は新人への教育やアルバイトへのオリエンテーションにあまり時間をかけていません。
そのために、新人さんもアルバイトさんも何が何か分からない状態で、いきなり荒波に出る事が多いようです。
先輩からは「俺も昔はそうだった、若い時は当たって砕けろだ!」と夜の宴席だけ説教をしてくれる光景が多いのではないでしょうか?部長や社長も「教育は課長に任せてあるから・・」のような感じです。 
昔はそれで良かったかも知れませんが、今の時代はそれでは中々思うように育ってくれませんし、しっかりと「基本」を教えてゆかないと上手くゆきません。
この教育の時に、「何故」と言う事に一番時間をかけて教えるべきだと私は思います。
若い人も優秀な人は多いのです、アルバイトでも同じです。
色々言われても、本人の腑に落ちない事は中々行動に移すことが出来ないのですが、「何故こうするのか 何故MP900422409.JPGこうしてほしいのか」の「何故」が非常に大切なんです。
その「何故」が上手く相手に伝わり、本人が深く理解した場合は、違う問題が起こっても 応用が利いて判断ができ、お客様にも自信をもって上手く応対が出来るようになります。 幼児はお母さんに「何故?何故?」と何度も聞いてきます、それにいつでもやさしくお母さんが答えてゆき 幼児がすくすくと健康に育ちます。
新しい仕事を始めたり、アルバイトを急にお願いしたりしても 相手は「何故なんだろう」と思う部分はいっぱいなんです。「ああそういう事か 良く分かった」と理解してもらえば、お客様への対応の時も、話し方や顔が変わります。
深く理解できず「言わされている顔」から 自信を持って説明できる「笑顔」に変わってゆくのです。
 お客様は、お店に入られて買物をされますが、そこで質問する人を選べる訳ではありません。近くにいる人に質問するわけですので その近くの人が「適切に 正しい答えを 笑顔で説明し気持ちよく理解してもらえるように」応える事が必要です。
これが、お店の方全員が上手く出来なければ「組織的」とは言えず、お客様が満足できるお店にはなりません。組織的に全員でお客様を迎え入れるようにすること、これが大切な要素です。
「何かあったら俺に言ってくれ 俺が何とかするから」というのは良くありません。
誰が受けても 間違いがない正しい気持ちの良い応対が出来るお店をお客様は期待しているのです。お店に一人のスーパーマンは必要ありません、全ての人が親切で勉強している人のお店が長く愛されるお店なのです。





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