店舗の「清潔感」は絶対条件

「誠実な姿勢」以外 長続きしない

お店に必要な事を尋ねると 山ほど出てくるが、どんな業態でもどんな業種でも、またどんな年代に質問しても上位に出てくるのが「清潔であること」です。
これは、商売をされている方は、「耳にたこが出来るくらい聞かされた項目」でしょうが、何故、「耳にたこが出来るくらい聞かせるのか」というのは 中々それが出来ていないからでは無いでしょうか?
アジア諸国と比べても仕方が無いので欧米のお店と比べますが、店内の清潔さの比較で言えば、日本のお店は欧米のお店に比べて劣っています。
海外の一流店の床はピカピカに光っていますし、夜は専門の床クリーニング専門業者の方が、信じられない位のピカピカ床にしています。
実は、ピカピカにする事によって、お客様がゴミをその辺に捨てにくくなるという効果もあり、クリーンネスには大変気を使っています。
欧米では、スーパーの買物をしている間に、待ち切れずに子供がお菓子などを開封して食べている事を見ることは日常茶飯事です。レジの所で、子供の食べかけのチョコレートなどのPOS部分をレジの人に見せて「ピッ」と会計するのです。日本人なら 考えられない事ですが欧米では良くあります。
 それは一つの例ですが、お店の床には色々な物が散らばります。
散らばるのをほったらかしにする時間が長いと、他のお客様が「ここのお店は汚れているから 自分のこれくらいのゴミは許るしてもらえる」とモラルが緩み、どんどん汚くなってゆくのです。
そういうこともあり、床には特に気を使いピカピカにして お客様が心理的にも汚さないようにプレッシャーをかけることもしています。
しかし、「清潔」にすることの最も基本的な根底にある考え方は、「清潔」MP900422368.jpgな環境で、買物を楽しんでもらおうという配慮から出ています。
お店の看板も、実にきれいに磨き上げピカピカですし、パリのシャンゼリゼなどのカフェでよく見る張り出したテント生地のひさし部分も非常に綺麗です。(パリの歩道は犬の糞で汚いですが) 
 欧米のお店は窓部分などに貼られたポスターも実に上手く張りかえますし、テープなどの糊跡などは見事に残らないように除去します。
清潔感の無いお店は、キャンペーン期限が終わってあるPOP等がいつまでも残ったままですし、テープの跡も残ったままの状態です、これでは魅力あるお店にはなりませんし お客様に「汚い」と思われてしまいます。 
「清潔」な事は 悪い印象を与える事はなく全ての人に「好印象」を与えますし、商品自身も新鮮に感じ、お店の品位も上がります。 また、何よりもお店で働く従業員の方が、いつも清潔な状態でお客様を今日も迎え入れようとする意識が上がってきます。
阿佐ヶ谷しんしん通り2 (52).jpgトイレも大切です 少し油断すると汚くなる所ですから余計に気を使わないといけません。特にトイレなどは、経営者の方がどこまで「顧客本位」の活動が出来ているか? 「お店に対して目配りが出来ているか?」などのバロメーターになりますし、銀行などの融資担当もトイレを見て判断の材料にしているところもあります。
先日、中央線の商店街のお店でお昼を頂きましたが、トイレが綺麗で少し感動しました(写真) このようなお客様思いのお店は、間違いなく味もおいしいし、良い雰囲気でお客様から支持されています。
床や看板、トイレだけでなく お店に立たれる人のユニフォームやエプロンなども同様に「清潔感」が漂うようにする事も絶対条件になりますが、たまに「清潔感」ではなくて「生活感」が漂う人が多いのも困ったものです。
小さな事ではないのです、お客様は色々なお店に行かれて、色んな所を実に厳しく見ていて、尺度を持っています。そんな風に見られているという意識を持ち、いつも清潔にしてよい接客を心がけてゆくのは当たり前の事です。
自分がどう思うかではなく お客様がどう思うかが大切です。

もう一つは「誠実」である事です。
お店の屋号にも「誠」がつく所も多いし、「誠実屋」と言う名前の所もよく見ます。
お客様に常に誠実に向かいあうお店しか繁盛はしません。そうでない所は 早晩閉店になることはよくご覧になって分かると思います。
会社も同じです、「会社の創業者の心得」などでは 「誠実であれ」と言う事が一番多く書かれます。誠実で無かった会社が、色々な問題を起こしこの30年間で何社の有名企業が倒産に追い込まれたか分かりません。
「至誠一貫」 昔も今も 大切にしないといけない事は同じですね。



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