通天閣界隈(大阪市浪速区)

間違いなく世界で一番派手な場所、ここまでゆくと芸術的な要素を感じる、まさに無料のテーマパーク いやそれ以上かも。

調査日 2008年4月
世間では、スカイツリーが話題になっているが関西では間違いなく、いつになっても「通天閣」が最高のタワーであろう。
通天閣が大阪の高い所の象徴として、オープンして約60年になるが、高さはどんどん抜かれたが、派手さは逆に加速度がついて何馬身も離して圧倒的なトップぶっちぎり状態である。
大阪には、ヒョウ柄服の派手なおばちゃんが、面白い事を言うというのが定番的な考えだが それは間違っていない。とにかく、表も裏もないという性格が大阪人の性格で、京都人とも神戸人とも少し違うし、東京人とは全然違う。
 良く言うとアメリカ人のように開放的で、明るい性格の人が多いと思う。 
その大阪人でも 初めて見ると「びっくりするわホンマ えげつないほど派手やなあ」というのがこの通天閣界隈である。
昔から有名なふぐの老舗「づぼらや」のぶら下がったふぐの巨大提灯は大阪の飲食のシンボルでもある。それだけではなく、串カツ屋や居酒屋の看板、店構えの派手なこと派手なこと、お互いが派手さを競争することで「派手さ世界一」の栄光を皆で掴んだという感じです。
 私も、世界中で色々な所を行きましたが 間違いなく「世界一派手」な所として 個人的に認定しています。
大阪人はせっかちなので、言葉を短くして表現する事の天才的な要素もあり多くのコピーが生まれていますが 串カツのソースの「二度づけ禁止」やら電車のドアの「指詰め注意」など まさにこの派手な通天閣界隈から出た言葉だと思います。
 私が英国にいた頃、英国人から 世界で一番早く歩く人は大阪人らしいけどほんと?」と聞かれましたが、まさにせっかちの大阪人が、急いで入って、急いで食べて出て行く そんなせっかち大阪人を 一目見て入ってもらう気になるように、店自体をPOPにしたお店が並ぶのが 通天閣界隈のお店である。
しかし、派手な店舗デザインがここまで集まると、近年では観光資源に変わり 大変多くの観光客が大阪以外からも集まり、どこのお店も満員状態である。
 その中で感心したのは、パチンコ店に貼ってあったあるポスターで「喜んで写真を取る代行をします」というのがあった。 
 多くの人が、その場所で通天閣をバックにして写真を撮るのだが、パチンコ屋さんの「アルドーレ」さんのスタッフが、声をかけてもらえば仕事を休んで写真を撮ってくれるというサービスがあった。
 観光地も色々行ったが、こんな事を書いてあるのは初めて見たし、まさか通天閣界隈でと驚いた。大阪人のやさしさは「おせっかい」と感じる人も多いが、これは大阪らしいサービス精神旺盛のよいサービスだと思いましたし、英語でも中国語でも書かれてありました。「アルドーレ」さんもやりますね。
 東京近郊では秋葉原が、少し派手ですがあそこはイルミネーションが派手なだけで、良く見ると大したことはないが、この通天閣のお店には それぞれ皆独自性があり 派手を通り過ぎて「芸術性」まで感じるのは私だけでしょうか? 「出る杭は打たれるが 出過ぎる杭は打たれない」とよく社会では言われるが、どんな事でも抜きんでると「凄い」と感じます。
ヒョウ柄の服を着たおばちゃんでも 全然派手に思わないこの通天閣界隈を是非一度歩かれると、参考になる事がいっぱいです。
ちなみこの辺は「新世界」と言いますが、訪れた人にとっては まさに「新世界」だと思います。
ミニ情報
*通天閣は1956年に完成、翌年に大阪進出を狙う「日立」とのCM契約が成立して、通天閣に「日立」のマークが入っています。大阪には当時、松下、サンヨー、シャープなどがあり、松下幸之助さんが それを後悔して、東京浅草の雷門の大きな提灯を寄贈したという事です。圧倒的に「日立」の方が目立って得しましたな、日立さん。

通天閣・新世界調査を2012年11月にも調査しましたのでご覧ください。
「通天閣100周年」に進むLinkIcon



通天閣 (11).jpg「新世界のづぼらやは~」というCMソングは大阪人には定着している
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