下高井戸(世田谷区)

人情味あふれる市場も健在、世田谷区と杉並区の良いところを 兼ね備えた場所。宅配ステーションもいち早く完備して、お客様本位の姿勢を強く感じる元気な商店街。

調査日 2011年5月
世田谷線と京王線の両方のターミナルとして活気ある下高井戸は、世田谷区と杉並区の区界にある。
 特に、世田谷区は商店街が非常に活気に満ちている所が多いが、これまで見てきた世田谷区の商店街の中でも特筆される昭和の良さが残る所である。

 駅前には、「下高井戸駅前市場」があり、鮮魚、肉、野菜、惣菜、茶、花、衣服と昔ながらの活気ある市場があり、非常に多くの利用客で混み合っていた。これだけの、昔ながらの店と活気が残っているところは、都内でも珍しい。
また、この市場を出ても、続く商店街には、生鮮食品や惣菜を扱う店も多く、生活と直結する商品を扱う所とそれ以外の所との比率が非常に良い。
 また、買物客に便利にする「宅配サービス」や「しもたかステーション」などの設置は、商店街の方のやる気と顧客本位の姿勢が強く感じられて、素晴らしい。高齢化が進む日本の商店街の在り方を示す取組で模範になっている。
  サービスを開始しても定着するのには時間がかかるし、何よりも「自分達から始める」ことがサービスの定着に繋がることと、心からのサービスになって行くのだと感じる。
「よそが始めたからやる」ではなくて顧客本位の姿勢から始めるのとは 根本的に違う。

 下町の良さと、新しい良さを上手く調合出来ている場所で、出店規模も多く 若い人からシニアまで 幅広く利用できて「行きたくなる商店街」ではないだろうか。 
 世田谷区の商店街は、お洒落な所が多いが、その世田谷の良さに、杉並区の西荻窪あたりの雰囲気が入ったハイブリッド型の商店街のようで両方の良さがある。
場所の要素は商店街の雰囲気にも反映してゆく、よい典型かも知れない。
歩いていると、お店の方からもよく声がかかり、顧客といつも会話が出来る商店街と感じた。これが、長く商いが出来る一番大切な要素なのではないでしょうか。




下高井戸 (3).jpg駅前の市場、この雰囲気が 温かみを感じて 下高井戸のシンボルのようになっている。
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