桜新町 (世田谷区)

サザエさんの原作者(故)長谷川町子さんが、昭和21年から晩年まで長く住まれた桜新町、街中が応援して 応援されて サザエさんは永遠の庶民派アイドルなんだと強く思う。

調査時期 2012年4月
桜新町というと「サザエさん」の作者 長谷川町子さんが九州から上京されて、晩年まで長く住まれた場所で有名、世田谷でも大変閑静な住宅街で人気も高い。
 駅を出ると車の往来も多い「駅前通り」があるが、この日は、両脇に植えられた山桜が満開で、まさに「桜新町」というのにふさわしい。 
 ソメイヨシノは、すでに他の地域で咲いて花も散った後、これからは桜新町の出番というような雰囲気で、翌日の22日は恒例の「さくらまつり」があり、商店街組合は準備で大忙しだった。
 駅前通りを直角に曲がり、長谷川町子美術館に行くまでの通りが「さざえさん通り」で この日は美術館に行く人も多く、往来が大変多い。駅前通りにもサザエさん通りにも、サザエさんの家族の銅像や、立て看POPでいっぱい、多くの人が 子供を入れて写真を撮っている。
 多くのキャラクター商店街に行ったがこのサザエさんが一番人気があると思う、やはりそれは「どこにでもある家庭で、平均的な日本人の家庭を取り上げ、しかも長寿番組で多くの人に愛されている主人公であること、またサザエさんだけでなく家族そのものが愛されるキャラクターであること、原作者が長くその街で生活していたこと」が大きいと思う。 

 駅前通りの鮮魚店の「魚新」さんの前には、ワカメちゃんの立て看POPがあるが、立て看だけでなく水筒を持たせたり、猫のたまちゃんを作ったりして色々と装飾もされている。  偶然、「魚新」さんの横にある「カツオ君」の写真を撮ったら ご主人がわざわざ出てきて「分かりにくい所のカツオ君を見つけてくれてありがとう」と言ってサザエさんのポリ袋をくれた。そのお店で何も買っていないのに、お店から出てきてくれて 「気持」を渡してくれた。わざわざである、サザエさんが街の人にも愛されて、大切にされていることが、本当に良く分かった。
 キャラクターを使うと多くの人が来てくれて売上が上がるというのは早計で、やはりこの「魚新」のご主人のように「街中で好きになってゆくことで それが他から来た人にも伝わって行く」ことが必要なんだと非常に強く感じた。

桜新町は、長谷川町子さんが亡くなられた後も、ずっとサザエさんが本当に好きなんだと嬉しくなった日であった。 

 駅前通りには、お洒落な飲食店やブティック、ケーキ屋さんもあり、歩道は割に広く取ってベンチなどもありゆったりとしているが、自転車の利用者が非常に多く 桜の時期などで混雑している時は少し危ない。
 駅前通りから、直角に曲がると「サザエさん通り」があり、この道が「長谷川町子美術館」に繋がっている。両脇には 可愛いお店も多く並んでおり「猫カフェ」などがあったり、サザエさんの家族の人形やセル画を飾っている電気屋さんがあったりして、ほのぼのとする。
 長谷川町子美術館は大きくはないが、彼女が集めた日本絵画が展示され多くの方が 訪れているので足を伸ばすには良いと思う。
 商店街には、今年5体の銅像が作られ、すべて初期の頃のサザエさんのタッチの銅像になっているが、立て看POPは 新しいタッチで描かれてあり、それだけ長く日本中に愛され続けてきたのだと改めて感じた。
 サザエさんが、金物屋さんの前に飾られていたり、舟さんがツタヤの入り口にあったりしても、何の違和感もないし、商店街にはぴったりの印象を受けた。
 さくらまつりにも来年は是非 行ってみたくなった。

桜新町さくらまつり (12).jpg街中の「看板娘」になっている
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