三井アウトレットパーク木更津
(千葉県木更津市)

アウトレットモールを展開する三井グループの12番目最新の木更津アウトレット、ゆったりと作られた空間は海外のモール気分

調査日 2012年10月
2012年4月に三井グループで12件目となるアウトレットモールが木更津市にオープンした。オープンの前からマスコミ各社がかなり宣伝をしたのでかなり話題になった。特に、アクアラインを利用すれば東京からも1時間以内で行けるし、羽田空港からも近いのでアジアなどの観光客も集約できるという触れ込みだった。
確かに、近い、東京の浮島からアクアラインに乗って、30分くらいでもう現地に到着できる。しかも、このアウトレットパークがある場所は、まだまだ展開できる場所もあり非常に便利だと思います。
 アクアラインが出来て、千葉県は木更津側を再開発してデパートなども誘致したがことごとく失敗、東京から千葉に買物で持ってこれる程の強い要因は無かった。せいぜい ゴルフ客が増え観光客も少なからず増えた位だと思うが、逆に千葉県側から東京に買物に出かけてしまい小売業としてはアクアラインはあまり歓迎は出来なかったと思う。 
しかし、ここまでの規模になると非常に魅力的な要因になり、今後は展開次第では非常に面白い魅力的な場所になってゆくと思います。
今回のアウトレットは10月の時点では約170店舗が入り、他ではあまり見ない店舗も入っており、興味を引く。しかも、全体がゆったりと作られて買物だけではなく、散歩したり食事したりの空間として価値が高く感じます。
特に、飲食はフードコートでは、「今半」などの老舗店舗、名古屋の有名店「三和」、地元で人気のラーメン店「松戸富田製麺」などが入り、スペースも非常にゆったりと作られている。また、このフードコートだけでなくピアストリートと呼ばれるメインストリートにもレストランが数多くならび、どこも魅力的なお店が揃っている。
他のアウトレットモールと全く違うのは、この飲食の充実とゆったり作った空間であり、これが今後のアウトレットかも知れない。 数多くお店を誘致しても、買物袋を提げて歩いている人は 以前よりも少なくなってきたアウトレットモールは、通常でも使ってもらえるような工夫が必要になってきたと感じるし、この飲食などの充実はまさに それに対する施策の一つである。
駐車場近くではペット用の公園などもあり、新しい取組として色々なトライをされている、今後は子供等の遊園地などを含め買物だけではないアミューズメントスペースとしてのアウトレットモールになって行くと思う。
アメリカでアウトレット店を初めて見た1980年代後半は非常に驚いた。 郊外にひっそりと「OUTLET」と書かれたお店に入ると、色々なモノがありこれまで120ドルで売っていたシャツが5ドルくらいで販売されていて非常に驚いた。しかもお店は少し汚くて、薄暗くてちょっと危険なところもあった。「OUTLET」の本来の目的は、メーカーやお店が「こそっと古い商品や不稼働在庫を安く売りさばくためのお店で、裏通り的な所でひっそりと展開していたのが最初でした。 (驚くほどの安い価格で売りさばくので、こっそりと裏通りで売るしかないのである、取引店からの苦情が出てくるので)
それがどんどん綺麗になって、複数集まりモールを形成して、人がどんどん入り一大ショッピングゾーンになった。ある意味では「OUTLET」という言葉が、裏通りから表舞台に出てきたような時代になった。
日本にもその形態くらいから輸入され全国にアウトレットモールがいっぱい出来た。
最初は新鮮に感じて、多くのお客様を引き寄せたアウトレットモールだが 店舗が増えてくると、どこに行ってもテナントとして入っているお店は同じ、価格もそんなに安くないし、アウトレットでの販売用に作っている商品なども拡充されてきて、魅力度は薄れてきた。
景気の閉塞感も長く続き、アウトレットも新たな魅力作りと新たな顧客集客(ここの場合はアジアからの買物客の集客)が必要になっている。
魅力があればお客様は入る、それが買物であっても、食事であっても、時間つぶしであっても同じ。 魅力がなければそれは叶わない、木更津のアウトレットは他のアウトレットと比べて、その魅力度は高いと感じる、まだまだ拡張性もあるし、東京と言う大規模の商圏の人を運んでくる可能性はいっぱいある。 ピアストリートにはステージもあった、イベントなども積極的に展開する事が出来るし、アクアラインを無料にしてしまうほどのプロモーションだって何でも出来る、これから企画次第で活性化は無限にあると思う。
問題は、今入っている店が出ていかないように集客できる策をどんどん打って行くこと、新たな魅力を誘致し絶えず魅力が落ちないようにすること。 その意味では、ディズニーランドと同じである。
「魅力をいつも創り出すこと」が伸ばせる唯一の方法と考え、アイデアを具現化してゆくしか魅力をキープする事は出来ない。総合ショッピングゾーンの宿命のようなものかも知れない。

木更津OM (33).jpgまるでカリフォルニアのような雰囲気で他と違う良さがある
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