お初天神通り商店街(大阪市北区)

悲劇の物語り「曽根崎心中」も今や「縁むすびの神様」 やはり大阪の商魂は凄い。

調査日 2012年11月

大阪は「愛称」で呼び、愛称が「定着」しやすい。きっと「親しみ」を地域に求めているのだと思う。

大阪駅に隣接する繁華街 通称曽根崎新地の曽根崎警察署からお初天神の入り口までの約250mの間が「お初天神通り商店街」。
お初天神というのは愛称で、本当の名前は「露天神(つゆの)」 しかし殆どの人が本当の名前は知らないという天神さんです。

近松門左衛門の「曽根崎心中」は悲劇、しかしその主人公のお初の名前がついた天神さんは「縁むすびの神様」 これが大阪

この地は、1703年に実際に起こった遊女(お初)と醤油屋の使用人(徳兵衛)の心中事件を、近松門左衛門が「曽根崎心中」という文楽人形劇を作って大ヒットしたことで有名。その名前を取って 皆がお初天神と呼ぶようになり、今ではお初天神としか呼ばれなくなった。劇は結ばれなかった悲劇であるが、今ではこのお初天神を「縁むすび」の神様として多くの参拝客と、結婚を夢見る女性が多く訪れる大切な天神さんです。
元々、境内で多くの飲食店があったということで、この商店街は殆どが飲食店(81店舗) 一部には化粧品や婦人服もあるが殆ど飲食関係やアミューズメント、サービス関係で「食堂街」としての存在で、大阪人の食欲を満たす大切な商店街になっています。

再開発ばかりじゃ大阪らしさが無くなってしまう!

梅田界隈は、大阪駅を中心として再開発され、見違えるように「綺麗」になりましたが、大阪に住んでいる人は喜ぶ人と、「綺麗になってしまった」と少し近代化を後悔する人とに分かれるのではないかと思います。その意味でも、昔からの大阪らしさを残す、お初天神通り商店街や東通商店街の大阪らしい雰囲気は財産になるのではないでしょうか? 
気軽に入りやすい、元気な掛け声、冗談が飛び交う飲食店、大阪らしさを色濃く残す商店街であってほしい、人情に厚く、今でもお初天神を大切にする人が多い大阪ですから尚更そう思います。
大阪というと 東京の人のイメージは「ヒョウ柄の服を着たおもしろいおばちゃん」「漫才みたいな事を普通の会話で話すおっさん」のイメージがテレビで定着していると思います。実際もそれに近いですが、やはりそれはこの梅田界隈でも、この辺りにあることで、再開発されてしまうと見かけなくなってしまいます。しっかりとTPOもあるんですね大阪には。 そういうエネルギーに溢れた大阪人を探しに行くにはぴったりの所だと思います。


お初天神通り商店街 (7).jpg文楽人形の「お初」さんがお待ちしています。
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お初天神通り商店街 (24).jpgお初天神通り商店街 (2).jpg十三本店の喜八洲 おいしいですよ。ここは持ち帰りに人気ですお初天神通り商店街 (29).jpg
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