錦市場(京都市 中京区)

1200年以上も「京の台所」として活躍する「錦市場」 長く繁栄できるのは、やはりそこに働く人達の団結力と柔軟性。

調査日 2012年11月

天皇が命名する場所に立つ市場というのも他にはないでしょう。

「錦市場」はあまりにも有名で、「京の台所」として全国的に知られている京都を代表する市場、現在は京都の観光名所のひとつにも挙げられていて地元の人を含め、多くの人でいつも賑わっている。 
歴史は、なんと1200年以上も前に遡るそうで、現在の「錦市場」の呼称の源になった「錦小路」という名前も後冷泉天皇の命名という大変由緒ある場所です。
全国の市場の共通の所でもあるが、水源や良い水が流れているというところは、市場が発達している、錦市場も例外でなく京都の綺麗な水が利用され長く繁栄されてきた。
(昔は冷蔵庫などありませんから、新鮮な水や冷やす井戸などがインフラとして必要だった)
幅3-5mの道が約400m続き、そこには約100店のお店が綺麗に並び、京都を代表する食材や加工品が並び、歩いているだけで食欲が出てくる楽しい市場になっている。
やはり、魚、京野菜、豆、漬物、乾物、惣菜、栗、ゆばなどの京都らしい食材から、和菓子、刃物、雑貨までありとあらゆる物が手に入る。道幅が狭いので、右左から声がかかり、振り向くとそこには良い匂いとやさしい笑顔があるので、非常に楽しい。

団結力とプライド

過去にはスーパー進出などの話もあったが、皆で団結してスーパー予定地を購入することで「阻止」したこともあり、「錦市場」全体の団結力が、1200年以上続く伝統をさらに強固な物にしているのだろう。どんな商店街も同じですが、団結している所は「魅力」があります。それは、皆さんの思いが、外に向けて自然に発信しているからだと思います。
外からは、意外とそれを感じる事が出来、応援したい気持ちも出てくるものです。

今では「錦市場」も京都の大きな観光資源、市場の人もそれを充分に意識されています。

地元だけでなく観光客の一見客も大切にする「商人」の心意気を感じる事が至る所で見る事が出来ます。
これも、若手の組織が出来て、未来の錦市場を考え京都の錦市場の伝統を残しつつ、現代のお客様にも合わせる企画と実現で可能になっていると思う。市場には、観光客用の食べ歩き商品も多く、昔の行儀に厳しい京都では考えられなかった事でもある。
古いものを捨てるのではなく、残しながらアレンジする柔軟性はどの時代でも必要な事だと思います。

京野菜の美しい色と少し変わった形は「魅力」の塊

東京でも手に入る事がある「京野菜」 やはり「錦市場」の大きな魅力商品だと思います。野菜その物、またお漬物 どれをとっても綺麗で美味しそうで 見ていても飽きない。
錦市場は「漬物屋」さんも多いので、京野菜のお漬物を試食して 自分の好物を見つけるのも大変楽しい市場の楽しみ方だと思います。
丹波の「豆」や「栗」 地元の「ゆば」 魚は「はも」や「にしん」など 京都は長きにわたり都だったので、日本中から名産が献上された。 そんな京都人が選ぶ食材なので「美味しい」はずである。

懐かしい豆菓子も目の前で作っています。

私の母が好きだった「豆菓子」のお店では、店頭でご主人が作っていました。 作りたてを試食出来るので これがまた美味しいし 「作っているなら買わないとなあ」と財布の紐も緩くなる、演出効果が抜群です。 確かに美味しい、素材良し 作り手良し 売り場良しの3拍子です。

私の父も京都育ちなので、家族がこの「錦市場」で買物をしていたということを良く生前話していました。多分、色々と話しながら楽しんで買物をしていたのでしょう、そんな錦市場が これからも元気でもっともっと長く繁栄してほしいと思います。

 京都はやはり「奥が深い」 
 京都らしい魅力がいっぱい詰まっている市場です。

錦市場 最寄駅は阪急京都線「烏丸」徒歩2分 京都大丸裏

*「なるほど!と思うサービス・演出」のコーナーで、錦市場で印象に強く残った「京丹波」さんを採り上げています。「京丹波」さんに進むLinkIcon



京都錦市場 (14).jpg道幅が最高にいいですね
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京都錦市場 (57).jpgすごく美味でした京都錦市場.jpg京都錦市場 (61).jpg
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