町田仲見世商店街 (町田市)

小田急、JRのターミナルで1日の乗降客数は約50万人、小田急線には学校も多く常に若い人で溢れて活気がある。

調査日 2011年4月、2011年11月、2012年5月、2012年7月
1日の乗降客数が約50万人の町田駅(小田急、JR) この数字は有楽町や川崎、表参道よりも大きな数字で、町田にはいつも驚くほどの人が溢れています。
 沿線には高校や大学も多く、常に若い人が駅周辺に集まり活気に満ちています。 その点では、渋谷に非常に似ていると感じる事が多い。 
また、町田は乗り継ぎのターミナルという性格だけではなく、近隣のエリアの中心的な商業ゾーンということもあり 昔から大手のデパートや東急ハンズの基幹店などもあり、地元の独立した商店と一緒に発展してきた。 しかしながら、急速の発展と都会化したこともあり、風俗店などの進出、24時間営業の飲食店などが増え、少し治安の悪化もあり徐々に町の様相が変わったきた。
都会化には、ある意味では事件や問題などを増加しながら街の構造が変わって行く事は避けられないのかも知れない。
 しかし、町田では商店会の人達やNPO、PTA、町内会の人達で組織する民間交番(セーフティボックスサルビア)もあり、周辺地域のパトロール等を積極的にして 治安の維持に努められています。
本来、こういう物は無くても良いのが一番良い事であるが、自分達の手で直していこうとされる努力には非常に感銘を受けました。

 町田には、昔から「仲見世商店街」という小さなお店が集合している所があり、一時はお店の閉店が続き、閑散としていた時期がある。 しかし、今ここには、若い人の出店が多く町田では大変ユニークな一角になっていて、大勢の人が訪れる場所に変身しています。
横浜南区の六角橋、吉祥寺のハーモニカ横丁、鎌倉の丸七商店街と同じように、古い場所に若い人の力が注入され、新しい味に商店街が変化している。 若い人を受け入れながら、旧来のお店がもう一度活気を取り戻す、大変よい見本になっていると思います。
私が回って調査してきた商店街で、活気を取り戻している商店街は全て若い人の出店してきた商店街でした。
若い人がやる気を出して、個性のあるお店を作る、そこに徐々に若いお客様が来る。
それを見て、少しやる気を失っていた旧来の先輩達が「もう一度頑張ってみよう」と刺激を受け、お店を見直したり新しい事を取り入れたりすることで活性化してゆく。
若い人と旧来の人では、考え方の違いも大きいが、旧来の人も徐々に若い人の考え方も受け入れて行く。 若い人に新しい事を少しずつ教えてもらい、若い人が先輩に商売の大切な事を教えてもらう。
 そんな、双方向のコミュニケーションで、商店街が活気を取り戻して行く そんな事を感じる事が実に多い。
この仲見世商店街も古くて、狭いし短い だからお店の店主はいつも顔を合わす、そして話す。 こういう当たり前の事が実は商店街には一番大切な所だと思います。

 仲見世商店街入り口には、「生たこ釜ゆでのたこ焼き」のお店「上田水産」と「焼きショウロンポウ」のお店「生煎饅頭屋」があり、両方繁盛して、いつもお客さんが並ばれています。商店街の入り口に、そんな行列のお店があるから、他のお客様も興味が湧いて商店街に入るきっかけにもなる。
商店街の中心にあるお店にとっても、そんな入口のお店は自分達のお店に取っても重要な存在になるのです。
「焼きショウロンポウ」のお店「生煎饅頭屋」は2坪の大きさくらいしかありません、そこで全て粉から練り、厨房で焼いて作っています。何とこのスペースに6人の人が作業していて、お互いぶつかりながら頑張っています。 日本で一人当たりのスペースが一番狭い作業場兼売り場なのではないでしょうか? 全く余分なスペースがなく驚くべき生産性です。 
 その他には、占いのお店、鮮魚店、惣菜店、ペットショップ、金物店、ラーメン店、飲食店などが連なり、大変個性的なお店も多いので、町田では非常にユニークで人気の高い所になっています。是非 一度足を運ばれる事をお勧めします。
「焼ショウロンポウ」は急いで食べると口の中がやけどをしますので ゆっくりと食べてください。

町田夕方 (107).jpg少し綺麗になった入口 デザインがユニーク
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