神楽坂 (新宿区)

在日のフランス人も好んで通う神楽坂、落ち着いた和の伝統と雰囲気は国内随一の風格を持つが、同時に新しい文化を取り入れる懐の大きさを感じる一流の空間

調査時期 2010年5月 7月2度 2011年4月
東京の人でも、「少し敷居が高い独特のイメージ」を持っていらっしゃるのではないだろうか。
 昔は、神楽坂といえば料亭がならび、神楽坂芸者さんもその他の場所とは格が違うというような「風格」を感じる街と響きであった。
 今でも、その落着いた和の伝統と神楽坂のプライドを非常に感じる独特の雰囲気を醸し出しています。
 しかし、同時に神楽坂の凄い所は、和の伝統に固執したりプライドに甘んじているのではなく、他の良い文化を取り入れていける「懐の大きさ」があることで 街も進化している事なのではないだろうか?
 特に在日のフランス人が好み、多くのフランス人も神楽坂を中心に日本を楽しんでいるし、フランス料理やイタリア料理も美味しいお店も多く出来ておりかなり国際的な進化をしている。
 飯田橋の方から、神楽坂に上がってゆく坂道は大変美しい坂道で、夕方には近隣の人が夕食に関連した食材を買っているかと思うと、その近くのお店では外国からの人が ワインを飲みながら友人と語り合っている。この雰囲気は確かにパリなどの雰囲気に近い、モンマルトルの坂道にあるレストランみたいに感じてくるのは大変不思議だが、それが神楽坂の持つ街の魅力なんだと思います。
 商店街には小規模のスーパーもあり、靴屋さん、駄菓子屋、花屋、飲食店などその他のエリアでも見れる種類のお店が多い。
 しかし、独特の雰囲気を感じてくるのは、他から来るお客様自身が歩く時に「ここは神楽坂なんだ」と意識することから発生しているのでないだろうか?
 それだけ強く意識させることができるのは 日本でも「銀座」「神楽坂」「京都の一部」しかないのではないだろうか? これがブランドなんだと感じます。
 神楽坂の持つ魅力のもう一つは、路地の美しさと そこにあるお店 そしてその迷路のような路地を楽しむ小さな散策がある。
 これもヨーロッパのパリやイタリアの雰囲気に近い。「少し入って、それから2回曲がった所に素敵なお店があり、友人を連れてゆきたくなる」 のようなお店が実に多いし、分かりにくい場所でも派手な看板もなく、神楽坂の雰囲気を壊さない落着きがある。 
 素敵な所と感じるエリアは、共通の落着いた「雰囲気」がある。
 これには、商店会の方たちが、神楽坂の持つアイデンティティを壊さないように商店の方と理解を深めながら、一緒に作り上げて来られていると思います。
 そんな、神楽坂も7月には「ほおずき市」と「阿波おどり」があり、メインストリートは大変身して、祭一色になる。
 「ほおずき市」では大変多くの露店がメインストリートの両脇にいっぱい出て、お店の方も大忙し、阿波踊りは新宿区の幼稚園、小学校のグループから始まり、日本全国の阿波踊りの「連」が参加して 凄い迫力で壮観である。
 「阿波踊り」を見た後に、路地を歩いてお店を探すと さらに神楽坂の魅力を堪能できる。祭の時の商店街の方のバイタリティには驚く程で、生き生きとして楽しんでいる。
お店の人が楽しめるから、お客様も楽しめるし会話も生まれてその街がもっと好きになる。

外人の人も「浴衣」を着て、日本を楽しんでいる笑顔がそこら中にある。我々日本人でさえ、外国の人がそれだけ日本を楽しんでくれている事を嬉しく思う位である。

伝統があっても それだけに固執して中々伝統を生かせない所も多い。伝統を大切にしながら、新しい文化を受け容れ 今の伝統にプラスして進化させてゆく事が大切である事をここに来るといつも感じる、そんな所である。





神楽坂商店街 (267).jpg中央にある毘沙門天 善国寺
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