渋谷ヒカリエ(渋谷区)

若者の街「渋谷」に偏った渋谷を 大人の街の要素を盛り込み 渋谷の再開発に賭ける東急電鉄の意気込みを感じる。

調査時期 2012年5月10日
4月26日に東急渋谷ヒカリエが開業した。
渋谷と言えば「東急の街」と言っていいほど、電鉄とデパート、109、ショッピングセンターなどいつも東急が中心となり話題を作ってきた。今回は、少し大人しかった老朽化した東口の旧東急文化会館跡と近隣の部分も含めての再開発で、巨大な商業、アミューズメント、ビジネスの施設となって大きな話題を作り上げた。
 渋谷駅は8路線が乗り入れる場所で、今回の施設には駅から直結して入れる利便性が、何よりも強い要素になっており電鉄系の会社の底力のような物を発揮して作られた。駅からの利便性は抜群で 殆どの駅から直結して利用が可能。
また、東から西への移動に関しても ヒカリエを通過して移動が出来たりして、利便性が良く流石電鉄系の再開発と思える内容になっている。

 少し若者の街になっていた渋谷を、「大人でも利用できる渋谷」にするというコンセプトで、扱う商品群も少し大人の女性向きのラインアップ、飲食も大人を意識して あまり単価の安くなるような飲食チェーンは入っていないし、ファストファッションのような物もなく、生活雑貨やコスメティック、ジュエリー、旅など「生活を豊かにする」要素がふんだんに盛り込まれている点が特徴である。
 調査した日は、オープンして2週間しか経っていないという事で、平日でありながら凄い人の数で驚いた。
入口のパン屋さんでは、お昼の2時頃、すでに行列になっており「最後尾はこちらです」の看板を持った人が誘導しているし、各店の店員さんも、大きな声で試食を勧めたり、引き込みにも活気が非常にあった。話題の中心としての自覚、渋谷での勝負に賭けるお店の意気込みが「声」として伝わる。これが 長く続けばいつでも活気あるお店になって魅力が継続できるのだが・・・
 商品としては、ファッションというよりは、雑貨系の商品が充実しており、購入目的ではなくても、ヒカリエに行くと「新しい発見」を楽しめるというスペースの様相が強い。オフィス帰りにヒカリエに寄りながら、時間を過ごすという感じの使われ方など多くなると思う。
 今後は、東横線、東横線の前のターミナルスペースなどの開発も予定されているようで、渋谷がまた大きな魅力の場所になって行くのだと思う。
 今後、人口がどんどん減って高齢化になってゆく日本市場に、どれだけの新しい商業施設が出来てゆくのだろうか?
 市場サイズは小さくなる中で、大規模投資の施設の誕生で「需要の移動」が繰り返される。しばらくは、これが続くのであろうが東京直下型地震の予測もある中で、東京への集中が個人的には心配もあるが、地震の時などに大量の人を一時的に避難させることも出来るスペースもあり、今後の都市開発の参考にもなると思う。



ヒカリエ (14).jpg東急電鉄の威信をかけて 再開発が進んで行く 東急電鉄の威信をかけて 再開発が進んで行く
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