日本の職人さんの「技術を追いかける姿勢」

せいろ作り職人の、「職人気質」に脱帽

2012年3月14日

MP900402852.jpg先日、私の大好きなTV番組の一つ「和風総本家」(テレビ東京:制作テレビ大阪)で、今はめっきりと少なくなった「せいろ職人」を採りあげていました。
日本の伝統を守る職人さんの技術は 流石に違うと感心しました。
自分が作って納めたせいろが、長年使っているうちに、少しゆるんだ箇所があるということで、せいろを購入したお寺の住職さんが修理を依頼して、それをまた、見事に直してゆく映像は、「物を大切に使う」ということだけでなく「修理できるように作っている」「修理することで、新しいモノを買わなくて良い」「作った物は責任をもって修理する」などのエコや責任の考え方をもう一度考えるよい題材だと思いました。
 しかし一番すごいのは、そのせいろ職人の方が言った「修理はどんどん引き受けている、自分が過去作ったせいろだけでなく、他人が作ったせいろもどんどん引き受ける」ということでした。
 その訳は」「他人が作ったせいろを修理することによって、その人がどう作っているかが分かる、上手い事作っているなあと思う部分は 自分の技術に取りれてゆく」というコメントでした。 技を盗んで、積極的に取り入れて行けるよい機会であるという発想でした。
日本に数人しか残っていないせいろ職人、しかも40年以上の超ベテランの技術を持ってる人でさえ、さらに上を目指す気持ちが続いているということに感動しました。
 流石、職人! 「技術」もさることながら その「姿勢」には驚きです。

近頃は、「それは我が社の商品ではありませんから」 「3年以上も前の製品だから 壊れても当たり前」のようなコメントが多いですが、今一度、職人さんの姿勢を学ぶ所があるのではないでしょうか? 
日本のモノ作りを支えてきたのは、間違いなくこのような職人さんの「気質」です。モノ作り日本を復活させるのは、まず姿勢を学ぶ事から始めなければなりません。貴方の会社はどうですか?