日本人の親切な心

分け隔てのない親切な心は、日本人の持つ最も良い所の一つだと思う。

2012年4月13日

P4123353.jpg2年ぶりに「横浜のアメ横」と呼ばれている「洪福寺松原商店街」を調査した。
相変わらず、多くのお客様で賑わっていて 凄く活気がある。
商店街レポートでも「洪福寺松原商店街」は取り上げているが、さらにその時(2010年4月)より多くの人で賑わっていたし、新しいお店が新規オープンしたり、リニューアルしたお店も元気だった。
野菜や果物、新鮮な魚や肉 いわゆる生鮮3品が売れている商店街というのは、ものすごく商店街が活力に溢れている。活力を強く感じるのは何故だろうと 改めて考えると
①お客さんへの掛け声も多くなるし、
②お客さんも一店一店で買物をして、
③買物袋を提げて歩くし、
④店頭では会話も弾む また
⑤肉体を動かしてサービスをする形も多く、
⑥道幅も買物に便利に狭くなるしお客様も自由に動き回る
⑦ウインドウショッピングではなく夕方の食事に直結しているし皆あわただしい 
等等色々な要素が絡み合い その結果として「躍動感」に繋がっている。
そんなこともあり、P4123394.jpgここ「洪福寺松原商店街」はご年配のお客様を中心として、午前中から混み合っている。そんな中、TVでも2度ほど見たがリトアニア人の素敵な女性が始めた「マヒナストア」というお店がある。ハワイアン珈琲とドーナツなどを提供する可愛いお店である。
この女性は、日本語はペラペラですが 実に地元のお客様に愛されていて、地元のおばあちゃんやおじいちゃん達に大変人気である。
遠くリトアニアから日本に来て、不安もいっぱいあったと思う、しかも日本で飲食のサービス業を始める不安というのは我々が考える以上だったと思うが、この下町の良さが今でも残る「洪福寺松原商店街」で多くの地元のお客様から応援してもらい元気に頑張っている。また、テレビでも取上げられたので、地元以外の人も「どれどれ」と押しかけて 彼女の頑張りぶりを見に行くのである(私もその一人ですが)
お店は、平日の3時前だというのに満員、それでも明るく笑顔でお客様と一生懸命に会話をして、ドーナツを揚げている。ドーナツと珈琲を頂いたが、結構これが美味しい。
しばらく話をして、椅子に座って彼女の働きぶりを見ていたが、その時に地元の80歳くらいの常連客のおばあちゃんが彼女に「これ私が作ったんよ、」と言って、御守りの様なキーホルダーを彼女の手を握ってプレゼントした。勿論もらった彼女も大喜びであったし、素敵な笑顔がさらに素敵になった。 
 私はこの時に「商売は、やっぱり人だ 人柄が縁を作り商売を作る」とつくづくと再認識をしました。
はるばるリトアニアからやってきて 知らない土地で笑顔で一生懸命にやっている彼女を 地元のおばあちゃんやおじいちゃんが応援する、まるで自分の娘か孫のように。
安土桃山時代の終わりにウイリアム・アダムスが舟で漂着した所を日本の漁民たちが助けて、のちの三浦按針になった事をその時に思い出しました。日本人には、「分け隔てがない親切なやさしい心」を昔から持っていると思う。
多くの外国人が、日本を訪れ「日本人のやさしさには驚いた」と言う人が大変多い。
私も海外出張や旅行などで かなり多くの国を回ったが、私も多くのやさしさに出会ったので 日本人だけが親切なわけではないが、この分け隔てのない親切な心は大切にしてゆきたいものである。
しかし、肝心の日本人同士となればどうだろうか? 企業や商店街、学校などでも 本来は「仲間」で協力し合って行くのが当たり前の事なのが、「敵」のように感じ いがみ合うことも決して少なくないと思います。
日本人の持っている「親切でやさしい」というDNAをもう一度、全ての所で表現することは難しいのでしょうか? 実は心の中は皆「やさしさ」でいっぱい、しかし何かのきっかけでそれが隠れてしまっただけなんです。どうせなら、明るく楽しく頑張りたいですよね 皆協力して。

LinkIcon「浜のアメ横」と呼ばれる洪福寺松原商店街のレポートもご覧ください。