信じること

信じてやるか、疑ってやるかは全然結果が違う

2012年3月31日

MP900399962.jpg今から30年前の事ですが、東京から出張で来られた事業部のある方が朝礼で「何事も信じてやることです、信じる者と書いて儲(もうけ)と読む、信じてやれば商売も成功するという事です」とメッセージがあった事を今でもはっきり覚えています。
 私もその時は、まだ若く「そうか、なるほどそうだなあ」と感心したので 今でも記憶に残っているのだと思います。また、宗教の世界でも「信じる者は救われる」という同じような言葉もあります。
どんな事でも同じでしょうが、それを正しいと信じてやるか、疑ってやるかは 全く結果が違ってきます。信じて一生懸命にやることと、疑いながら「こんなことしてもなあ」と思いながらやるのには、差が出て当たり前なのです。
 ゴルフで彗星のように登場した石川遼選手は、小さいころからずっとお父さんからゴルフを教えてもらっている事は有名ですが、お父さんはプロでも何でもありません(勿論ゴルフは上手ですが) しかし、石川選手は今でもお父さんから教えてもらっています。
普通では考えられない事だと思いますが、小さい頃からお父さんの教える事を信じて、疑わず一生懸命練習してきた結果だと思います。
 スポーツの世界だと「名コーチ、名選手にあらず」という言葉もあります。名選手でなかったから、出来ない選手の事が良く理解でき、その選手の気持ちになってサポート出来たり その選手にあった練習を段階的に与えることと支援していける事が出来るという事でしょう。
 しかし、プロ野球の世界で高校時代も大学時代も騒がれて入団してきた一流選手が、入団したとは言え たいした過去実績がない無名の選手だった人がコーチになっていると どうでしょうか?
  自分の方が一流、あの人はたいした実績もないし と疑って指導を受けても全然成長しません。信じて、コーチからの指導を受ける選手が さらに成長を遂げる事の方が圧倒的に多いのです。(イチロー選手は、コーチからのスイング矯正を無視して、凄い活躍をしていますが) 
 企業やお店の経営でも同じです、信じる事は信頼する事にも繋がりチームワークも高めることにもなりますので、決めた事は「成功を信じて」皆で信頼し合ってやることが、良い結果をもたらしますし、何よりも「信頼しあう風土」がチームワークを強くし企業力になってくるという期待ができます。
 どうせやるなら、疑わず信じてやる方が気持ちも良いのです。 
 長い経歴のベテランの方々が、若い人のプロジェクトなどに積極的に参加できないことも少なくないですが、
 それはベテランの過去の経験的な知識などが邪魔をする事が多いのです。「そんな事をしても 結果はこうなる」と先を読むことを考えてしまいます。勿論、ベテランの人はそれなりに経験しているので色んな意見も必要ですが、一度やると決めれば、まずは信じてやりだす事 違ったら皆が気付き軌道修正をかければよいのです。それを上手く見極めながら、リーダーシップを取ってゆけるのがベテランの味という事だと思います。