居心地のよい空間を作ろう

居心地がよいお店と悪いお店、お客様の顔も売上も全然違う

2012年4月17

八重洲2 (16).jpg店舗活性化のページでも少し触れましたが、私は今の時代のお店経営の一番大切なポイントは どう「居心地」のよいお店を作るかにかかっていると思います。
 物販であっても、サービスや飲食店であっても同じです。ある意味では、企業も同じと考えています。
 店舗活性化のページでは、新橋がサラリーマンでいっぱいになっているのは、料理や安さではなく そこが平均的なサラリーマンや、特定の世代には「居心地」がよい空間なんだからという説明をしましたが、新橋だけではありません。
 どんな人が買物に出かけても、なんとなくいつも足が向くお店、買物はしないのだけど覗いてみるお店、行くとお店の人と会話が弾み時間を忘れてしまうお店などあると思います。また、飲食店などではそのお店に行くと、店主やおかみさんと話が弾み、人生相談も受けながら40年も通い続けているという話などはよく耳にします。また、自然と同じような人が集まり、知らぬ間に仲間になり その空間がたまらなく大切になってゆくこともあるでしょう。 
 それが「居心地」だと思うのです。
今、色々な業種が「居心地」を作ろうと必死になっていますが、いくつかの例を考えてみましょう。
 書籍店では、大阪でジュンク堂が書籍をゆっくり試読してもらおうと椅子を用意したのはもう何年も前の事ですが かなり話題になりました。「立ち読み」ではなくて、ゆっくり座って読んだもらおうとしたのです。
「立ち読み厳禁」の真逆の事で「居心地」を作ったわけです。
 お客様心理としては、お店にある書物を立ち読みとはいえ、タダで読むわけですから これまでは少し肩身が狭い気持ちで読んでいたわけですが、それからは堂々と読めるので居心地が良くなるわけです。
 豪華なソファーなどを置いてゆったりとくつろぎながら珈琲を飲んでもらうようなお店も多く出てきています。スターバックスなども含めて、そういう店が結構あります。
 回転率は悪くなってもよいのです、言いかえれば、どのようにして回転率を下げるかを狙っているのです(お客様に居心地の良さを与え、長居をしてもらう)

 それでは 「一般のお店では、 どのようにして居心地のよいお店を作れば良いか!」なのですが これに一番効果が高いのは、お店のスタッフとお客様との会話が弾む事です。会話が弾めば、情報も多くなり、笑顔も多くなり、好感が生まれます、好感が生まれ何度も通うようになり固定客になってゆくのです。

 流行っている居酒屋などに行くと、お店の人とお客様の間の会話を非常に多く耳にします。大阪の飲食店などは、会話が始まりだすと止まりません、まさに急行電車のように会話が停まらず、続きます(漫才のように面白い人ばかりです) たまには、サービス精神旺盛の大阪のお店を覗いてみるのも勉強になると思います。
 そして、この居心地を作る会話ですが、お客様とお店側の距離感を少なくするような話方が、一番効果的になってきます。お店側の方が、「お友達になりたい」と思うような感覚で話しかけるということが大切なポイントです。決して、敬意ももたず なあなあで話すという事ではありません) 

 お客様も、お店との距離感が少ないほうが楽しいんです、その方が色々と遠慮なく聞けるし、言いたい事も言えるようになってきて、関係が深まるきっかけになってゆきます。お客様の方も買物も飲食も楽しい方が良いのです、お店側も商売をするなら楽しい方がよいですよね。 
貴方のお店では お客様と「会話」は弾んでいますか?